かつてビートルズが出した私の大好きな曲『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』。実はこの曲、当初ビートルズの曲と知らず、80年代中ごろのビリージョエルのソ連ツアーアルバムに収録されて知りました。とっても乗りの良い曲なのに、歌詞を見てエッ!と思ったことを憶えています。ただ、後々調べてポール・マッカトニーのパロディと知りホッとしました。微妙なバランスで西側も東側も受け入れる素晴らしい歴史に残る一曲だと思います。

皮肉なのは、ソ連の綺麗な女性として歌詞に出てくるウクライナガールと我が心のジョージア(旧グルジア)を今ロシアが侵攻していること。この曲が発表されたのが1968年、ポール・マッカトニーも、まさか50年以上経ってこんなことになると思っていなかったでしょう。今、ぜひ歌詞を見て聴いてほしい曲です。がんばります!ではっ!