今年度の終わりを迎えて、世界情勢が不安定な時期。今、一番思い出す曲がネーナの『ロックバルーンは99』。80年代当時、珍しくドイツ語の曲で、美人ボーカルとポップロックの軽快な音楽で全米でも大ヒットしました。

しかし、歌詞の内容は完全に反戦歌。空に飛ぶ99個の赤い風船を侵略と見誤り戦争が起こり、大地は焦土化してしまう。当時まだ、ドイツが西東に分断されていた冷戦時代。注視するのは、99=100に一個足りない、赤い風船を飛ばす等々のキーワード。今のウクライナ情勢を見て、なんら変わってない人類の歴史に愕然とします。

この曲にあやかって、99個の赤い風船を飛ばすイベントをしたらどうでしょうねぇ…。思い出深い曲です。新年度は、明るい未来でありますように。がんばります!ではっ!