貯蓄から投資へ〜岸田内閣が提唱する「新しい資本主義」の肝入り政策なのでしょうけど、世論調査で34%の人が「投資に回す貯蓄ない」との回答で失礼ながら笑ってしまいます。

基本、貯蓄していると思っているお金も銀行が投資して運用している訳ですから、そもそもお金を金融機関に預けている段階で貯蓄も投資されていますので、これは言わば「絞り雑巾を更に絞れ」と言われているようなものです。

更に、簡単に投資といいますけど、私はこれまで、不動産投資で失敗した人をゴロゴロ見てきていますので、一定の条件を満たした方でないと、とてもとても「投資してください」なんて…よう言いません。

ただし、もし国が投資を薦めるならば、先ずすべきはスタートラインを一緒にすること。つまり、金持ちから資金を没収して国民に平等に配ってからです。そうでないと、必ず投資は胴元が儲かるし、ある程度資金が多くないと勝負になりませんし、餌食になる新参投資家を生むことにもなります。

居住支援活動をしていますと、世の中に疲れ働けなくなり、家賃を払えず住まいを追われ、公園暮らしも限界になり、その日の食費も無くなった方が駆け込んで相談におみえになります。スタッフみんなで懸命に心と生活のケアをする反面、どこかに不条理さを感じていますから…。

投資が全てダメとは言いません。余裕がある人が余剰金で勝負する分には一向に構いません。ただ、その前に、もう少しでいいので社会セーフティネットとして「命を救う」予算をもらえると助かります。よろしくお願いいたします。がんばります!ではっ!