巨匠黒澤明監督の映画「生きる」観ました。市役所を30年勤めてた課長が、胃癌で余命幾ばくもないことを知り、己の「生きる」意味を求めて、市民公園の整備に注ぐ姿が描かれた内容。
う〜ん、これは今でも色褪せない永遠のテーマ。自らの人生を振り返って、これまで出来なかったことを体験していく様は、無邪気でありつつも、より寂しさを感じてしまいます。
印象的なシーンは…
・居酒屋で会った小説家と豪遊する際、ダンスホールでリクエストした「いのち短し 恋せよ乙女」を演奏してもらい、重ねて声を絞って歌い、雪夜、完成した公園のブランコで、また「いのち短し 恋せよ乙女」を呟き歌うシーン。
・職場のあだ名が「ミイラ」と知って、その理由を「息子のため」と言いつつも、息子は何も感じていないこと。しかも、遊興に使ったお金を責められ怒られる始末。
・市役所を辞めて玩具会社の工場内作業員に転職していた元部下女性へ、自分が胃癌であることを伝えると、彼女が工場で作っているウサギの玩具を見せて「あなたも何か作ってみたら」と勧められ、周囲に「ハッピーバースデー」の歌が流れる中、思わず店を飛び出すシーン。
・課長は亡くなり通夜の席で、助役等の役所幹部らを相手に粘り強く働きかけ、ヤクザ者からの脅迫にも屈せず、ついに住民の要望だった公園を完成させた。その完成した公園のブランコに揺られて息を引き取ったことで、周辺住民が次々と焼香に訪れ、遺影に泣いて感謝するシーン。
…等々、いやはや、考えさせられますねぇ。
日頃、終活で様々な方々とお会いして、感じるところがあり、多様なテーマへ障壁なく取り組もうと思い活動してきましたけど。この映画を観て、まだまだだと痛感しました。
2024年!がんばります!ではっ!
う〜ん、これは今でも色褪せない永遠のテーマ。自らの人生を振り返って、これまで出来なかったことを体験していく様は、無邪気でありつつも、より寂しさを感じてしまいます。
印象的なシーンは…
・居酒屋で会った小説家と豪遊する際、ダンスホールでリクエストした「いのち短し 恋せよ乙女」を演奏してもらい、重ねて声を絞って歌い、雪夜、完成した公園のブランコで、また「いのち短し 恋せよ乙女」を呟き歌うシーン。
・職場のあだ名が「ミイラ」と知って、その理由を「息子のため」と言いつつも、息子は何も感じていないこと。しかも、遊興に使ったお金を責められ怒られる始末。
・市役所を辞めて玩具会社の工場内作業員に転職していた元部下女性へ、自分が胃癌であることを伝えると、彼女が工場で作っているウサギの玩具を見せて「あなたも何か作ってみたら」と勧められ、周囲に「ハッピーバースデー」の歌が流れる中、思わず店を飛び出すシーン。
・課長は亡くなり通夜の席で、助役等の役所幹部らを相手に粘り強く働きかけ、ヤクザ者からの脅迫にも屈せず、ついに住民の要望だった公園を完成させた。その完成した公園のブランコに揺られて息を引き取ったことで、周辺住民が次々と焼香に訪れ、遺影に泣いて感謝するシーン。
…等々、いやはや、考えさせられますねぇ。
日頃、終活で様々な方々とお会いして、感じるところがあり、多様なテーマへ障壁なく取り組もうと思い活動してきましたけど。この映画を観て、まだまだだと痛感しました。
2024年!がんばります!ではっ!