ギリギリ勝ったことはコロリ忘れ「国民の支持を得た」とはしゃぐ政治家。投票率の低さが最大の問題なのに、勝った負けたばかり報道するマスコミ。「そんなの関係ねぇ」とばかりにイヤホン付けて急いそ出勤する国民。

諦めを通り越していましたけど、このニュースを見て救われた気になりました。お金がかかると言われている選挙活動で、選挙カー使わず事務所無しで、2525票もの支持を得て元看護師の諸井奈々子氏。素晴らしいです。素晴らしいのは、彼女だけでなく支えたご主人お子様はもちろん、公園で声かけてもらい投票した2525人すべてが素晴らしいです。

ほんと…ある程度の組織維持は必要なところは公務員を頼ることを前提として、政治って特別な人がするのではなく、誰もが出来るようにするべきと思います。最近でいえば、裁判員制度なんて先例です。もちろん素人に何が分かると批判があるのは理解していますけど、制度自体は先進的な民主主義に則った制度と思います。もし議員が抽選になって、当選したら任期4年間は年収1,000万円を保証する!となれば夢がありませんか。

とは言え、懸念するのが…議会運営上の問題。与党と野党に色分けされて、その会派にもあぶれてしまうと、正直、議会内で四面楚歌になり、訴えていた「少子化対策・子育て支援」どころか、身動きできず何も出来ない状況にならないか心配です。

先ず、このニュースを全国放送で多く取り上げるべきです。そして、諸井氏を支える豊橋市民による豊橋市民で支える組織が必要です。つまり、世論を背景に議会で斗う体制づくりが急務だと思います。決して潰さないようにしてほしいものです。とにかく、今統一地方選挙で一番感銘を受けたニュースでした。がんばります!ではっ!