80年代MTV、話題として欠かせないのが、ローラ・ブラニガン『セルフ・コントロール』。当時、余りに過激な内容から一旦放送禁止になった曲。禁止されると逆に見たくなるのが人の心理か、これがヒットへの起爆剤になったと思います。

この曲は、もともとイタリア歌手ラフが歌っていて、そのカバー曲。でも、私はローラ・ブラニガンの方が断然好きです。歌詞の内容はともかく、ポップなディスコサウンド風でとても聴き心地が良いです。MTVを見ても、どことなく80年代の雰囲気が味わえて。しかも、これで放送禁止?今の方がどれだけ過激な分かりません。

ただ、残念なのがローラ・ブラニガンは若くして亡くなったこと。もう随分前に訃報ニュースを見てビックリしたのを覚えています。以前は若くして成功した人を羨ましく思ったりしましたけど。意外とその後の人生は順風満帆といかず、苦難続きだったりしますねぇ…。

吉田松陰先生の『留魂録』にこのようなくだりがあります。

「人というのは、十歳で死んでいく人には、その十歳のなかに、春・夏・秋・冬の四季があります。二十歳で死んでいく人には、その二十歳のなかに、春・夏・秋・冬の四季があります。三十歳で死んでいく人には、その三十歳のなかに、春・夏・秋・冬があります。五十歳で死んでいく人には、その五十歳のなかに春・夏・秋・冬があり、百歳で死んでいく人には、その百歳のなかに、また…春・夏・秋・冬があるのです。」

天寿とは何か?難しいですねぇ…。54歳になっても、未だ答えは出ません…。人生とは、自分と向き合い、自分探しの旅。とにかく日々精進!がんばります!ではっ!