クリスマスの今夜、一番聴きたい曲といえば、やはりこの曲でしょう。バンド・エイドの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」。1984年、ボブゲルドフが中心にエチオピアの飢餓を受けて作った曲。ここから大物アーティストによるチャリティーが潮流となったと思います。

当時、錚々たる参加アーティストをみてビックリ。ボーイ・ジョージ、ポール・ヤング、フィル・コリンズ、サイモン・ルボン、バナナラマ、ボノ、ジョディ・ワトリー、ジョージ・マイケル、ポール・ウェラー、スティング等々。

ただ、この曲は「(エチオピアの飢餓に苦しむ子供たちは)今日がクリスマスって知ってるのかい?」との訴えであって、決してクリスマスソングではないとの声もあり、大きく社会問題化されました。音楽が社会にもたらす意味やその可能性を初めて示したこと、これは大きな意義があったと思います。

コロナ禍で人々が苦しむ中の2021年クリスマス。今一度、この曲を噛み締めて聴きたいと思います。メリークリスマス!がんばります!ではっ!