映画『朝が来る』観ました。通常、結婚すると、誰もが子どもを望むし周囲も期待するでしょう。ただ中には、子どもに授かれず悩むご夫婦は多く、ましてや、今回のようにご主人が無精子症で原因が分かれば…。

戸籍上も実親子となれる特別養子縁組の制度、はじめて知りました。「親が子どもを探す制度じゃない、子どもが親を探す制度」との言葉はグサリ。でも、縁組したあと数年経ってから、産んだ母親が出てきて「子どもを返してくれ」と言われたら…。

産んだ母親は15歳の中学生。とても育てられる状況でなく、周囲からの説得や将来を考えて、縁組制度の保護施設で過ごしたあと、出産し泣く泣く手放してしまう。実家に戻ると通常の生活が、思いきや、待ち受けていたのは悩み苦しむ日々が…。

しかし、返してくれと言ってきた母親は、本当の母親とは思えないほど荒れた姿で。すれ違う人生が交わり、そして、本来の親子は再会を果たす。感動のストーリーに涙が止まりませんでした。居住支援活動とも通ずるところもあり、色々と考えてしまいました。

ベビーバトンのような施設は本当に必要ですねぇ。ヒントをもらった気がします。これは万人に観てほしい映画です。オススメします。がんばります!ではっ!