宅間さんのタクフェス舞台『天国』を観に大阪梅田まで行ってきました。先ず、久しぶりに宅間節に触れ合えた事に、とにかく感激で。観ていると、そうそう、こうこう…って感じで。ラストは感動で涙が止まりませんでしたねぇ。

簡単なストーリーをいうと…。舞台は、石巻の山田劇場。かつての芝居小屋を、社長の本郷大や妻の理香子たちの努力で、移動映画上映会や演歌の興行を繰り返し、ようやく作り上げた山田劇場。そこへ事務所に忍び込んだ高校生島村龍太郎は縁が相まって働く羽目に。イベント「ヤマゲキがんばれ会」の開演直前、龍太郎は東北大学に通う大の娘さゆりにバッタリ出会い心奪われエトセトラ(笑)。それから一年後、あの大震災が全てを覆う…。

一番、目を引いたのは、入山杏奈さんの演技。以前、舞台歌姫で彼女の演技を観たのですが、そのときは、正直、声も演技も何気に小さく分かりづらかった印象でした。しかし、今回は、全くの別人よう。まるで本郷さゆり本人が実在したかのような迫真の演技。気付けば、こちらが引き込まれて観ていました。見事でしたねぇ。この先、大物女優の仲間入りをするかもしれませんよ。そのぐらい素晴らしかったです。

日頃、何気に過ごす日常がどれだけ幸せなことなのか…思い知らされました。『天国』最高傑作です。あと、ラスト東京公演があるとの事ですので、ぜひ観に行ってみてください。イチオシ、オススメします。がんばります!ではっ!

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