今回は…投票率上がると思ったのですが。結局、自民党も立憲党も議席を減らし、維新の会が大幅に議席増との結果に。あれだけ、コロナ対策で政府への不満を口にした割には、自民党の会への批判票が多くないのは…腑に落ちない感じですねぇ。とはいえ、共産党と共闘した立憲党には入れたくない。その行き場のない票が維新の吉村フィーバーとなったのかもしれません。

ただ、維新の会は野党といえども、より保守。早速、憲法改正への国民投票をすると言ってるぐらいですから。与党公明党さえ慎重な態度なのに。かつて、戦争で大借金を負ったドイツが、これまで見向きもしなかったナチス党に政権を託してしまった過去の歴史が…頭をよぎります。

また、立憲党と国民党も「小異は捨て大同で一致」すればいいものを、共闘相手で揉めて結局どっちつかず。更に支持団体労組「連合」が難色を示す事態。本当に政権交代を目指すのなら、必ず共闘しなければ勝てません。「小選挙区は自民党、比例は公明党」と一致共闘する与党相手にバラバラ野党で…どう勝つのか?かつて、社会党から分裂して民社党ができ、最大労組「総評」が分裂して「連合」と「全労連」に分かれた過去の歴史が…頭をよぎります。

それと、驚いたのが、マスコミの議席数予想大外れ。自民党は大幅減と言っていたのに…微減、立憲党は議席増と言っていたのに…まさかの議席減。確かに、小選挙区は接戦が多く大物議員が落選するほど難しい…とはいえ外し過ぎでしょう。それか、出口調査で本当のことを言わない人が増えただけか…。

いずれにしても、岸田政権は当面続くと思います。先ずは、コロナ禍でボロボロの経済をいかに立て直すのか。かつての池田勇人首相のように「第二次所得倍増計画」と花火を打ち上げてほしいものです。と同時にセーフティネット政策もお忘れなく手厚くお願いします。

街も徐々に活気が戻ってきた感じですし、ほとんどの人はワクチン接種したので、頼むから第6波はこないで!って思います。平穏な日々が続きますように。がんばります!ではっ!