先日、事務所でYouTubeの話題になり、そこで若人がよく観てるチャンネルとして出てきたのが、ひろゆきさん。私のひろゆきさん像は「2ちゃんねるをつくった」「ニヤニヤして理屈っぽい」「パリに住んでいる」って感じで、正直、余り良いイメージではありませんでした。

ただ、今回「ひろゆきVS石破茂」対談番組を観ましたら、見方が変わりました。これは面白いです。ひろゆきさんの言っていることは至極当然。誰もが思う疑問を分かりやすく石破さんに質問していましたし、また、石破さんも「これ言っていいの?」って言うぐらい本音トークでした。

ポイントは「日本の平和ボケはいつまでも続かない」との前提で将来を見据えること。事が起これば、必ず「事前に予言していた」って人が出てくるでしょう。そんな時、見返したい対談番組になるかもしれません。もちろん、過剰な危機感を煽るのはいけません。しかし、現実に起こりうる可能性がある限り、喧々諤々大いに議論すべきでだと思いますねぇ。

また、「日本は大好きだけど、日本国には拘らない」ひろゆきさんの感覚は、今の若人の正直な感覚。そして、アフガニスタン騒動をみて「明日の日本かもしれない」との石破さんのコメントには衝撃でした。安保に頼る危険、これは確か…。正直、石破さんって自民党で苦湯を飲まされるぐらいだったら、思い切って新党結成した方がいい気がしますけどねぇ。

思わず、進撃の巨人での、民を壁に囲い過去の記憶を改ざんをするシーンが、頭をよぎりました。もしや、僕らは壁内で右往左往する民かもしれない…って。では、今の日本で例えて。エレンは誰か?ミカサ、リヴァイ、アルミン、エルヴィンは誰か?そもそも、ジーク、ライナー、タイバー的な人物は存在するのか?ケニー・アッカーマンが亡くなる前の言葉「みんな何かに酔っ払いってねぇとやってられなかったんだなぁ、みんな…何かの奴隷だった」が沁みますねぇ。

ぜひ、この番組を観てみてください。色々な意味で、すごく良い番組だと思います。私も頭に入れて行動したいと思います。がんばります!ではっ!