コロナ禍の横浜市長選、著名人立候補があいなり、票が割れて再投票との声も囁かれる中、市長選といえど全国的に注目されていた選挙でした。

結果…意外や意外、立憲民主党の山中竹春氏が、菅総理がお膝元で推す自民党候補や現職を抑えて、大差で当選。これは、もちろんIR誘致問題へNOを突きつけたこともあるでしょうけど、国政へのコロナ対策不満の現れだと思います。

更に注視すべきは、49.05%と前回を大幅に上回る投票率。コロナが感染拡大する状況で、誰も責任を取らないのに…自制だけは求められる。海外に精通している知人は「日本はおとなしい、海外ではとっくにデモが起きてるよ」と言ってました。この数字は、その現れだと思います。

ただ、ここで気を付けなければならないのは、強いリーダーシップを求めるあまり国政がファシズムへ走ること。過去の戦争が引き起こされた歴史を振り返ると、悲惨な末路を生むことは明らか。怒りは分かりますけど、だからこそ一旦、冷静になって判断してほしいと思います。

アニメ進撃の巨人で、娘サシャ殺された父親は、殺した少女ガビを周りが殺せ急かすにもかかわらず、突きつけたナイフを取り上げて許しました。通常、親であれば真っ先に殺したいはず。そうしなかった心理、いかほどのものだったでしょう。

以前から言ってますけど、私は特定の支持政党はありません。特定の宗教も信じません。あえて言えば、金子みすゞの「みんなちがって、みんないい」って感じです。色で政治をするのではなく、覇権で政治をするのでなく、真に国民の「いのち」を目線に議論が進むことを望みます。

地殻変動の予感がします。私は私で、縁あって出会った人々と向き合い、ブレることなく日々精進するのみ。がんばります!ではっ!