NHKの番組「渡辺恒雄〜戦後政治はこうしてつくられた」を観ました。昭和編と今回の平成編をみて思うこと、色々とありますけど…。元共産党員で読売新聞社長までしてしまう剛腕ぶり。度々、言葉足らず少し乱暴な言い回しで、誤解させる場面もあり、評価は賛否あるにせよ、間違いなく大人物と思います。

印象的なところを列記しますと…

仝什澆泙蚤海「自公連合政権」。小渕総理時、小沢一郎率いる自由党と一旦は自自連合を組んで、当初から先に公明党との連立が視野にあった。

⊂泉総理の靖国神社公式参拝に反対し、A級戦犯と戦没者を一緒に祀っているのを問題視。そこへ総理大臣が公式参拝するとなれば、再び戦争への道を歩むと思われても仕方ない。

B莪貅^打楡権時、参議院選で民主党が大勝し「ねじれ現象」が生まれた際、次の福田総理と小沢さんの間で民主党との大連立が模索されていたこと。

なんか…渡辺さんの気持ちが分かる気がしました。表と裏を使い分ける政治家、そこへ支援といって寄生する人、イデオロギーとの色から脱出しようとしない人。それを一本位とにまとめていく訳ですから。渡辺さんがしてきたことは、良かったかは分かりませんが、正義に忠実だったと思います。つまり、「義に正しく」との意味でです。

フッと、学生自治会の状況を思い出しました(笑)。自治会活動に殆どの学生は面倒で興味ない→でも学費に自治会費が含まれていて、学大が成立すれば(殆ど不成立で信任投票)集金せず自動的に執行部へ振り込まれる→そのお金は「学生のために」との言葉の下で一部の人の主導で使われる→学生は誰も知らない文句も言わない→また学費が値上げされる。確かに、民主的な手続きはたどっていますし、声をあげる手段はあります。とはいえ、なんか違う気がするんですねぇ…。

最後に渡辺さんは、「間違った戦争は二度と繰り返してはならない」と言っていました。その先頭に立って、尽力されてきたのでしょう。でも、まだまだ伝えてほしいことは沢山あります。我々でさえ、ジローズの「戦争を知らない子どもたち」の子どもたちの子ども世代です。今の若人は、そのまた二世代後ですから。もっと語ってほしいと思います。

そして、これからは先の読めない嵐吹き荒れる新たな時代の到来。正しく、しっかりと地に足を据えて立ち向かう人材が必要でしょう。この番組は、渡辺恒雄さんを通して「君たちはどうする?」と問われている気がします。正直、アンチ巨人の私にとって、渡辺恒雄さんって余り印象の良い人ではありません。けど、今回の番組で変わりました。また先で再放送してほしい素晴らしい番組です。考えが深まりました。がんばります!ではっ!