先日のラジオで私のモットーときかれたので、普段は余り深く考えないのですが(笑)、私の大切な言葉のひとつ「仕事は私事」について説明したいと思います。

一般的にシゴトと言えば、「仕事」と書きます。でも、私は「仕事」を「私事」と書きます。それは、ある出来事からです…。

ある日、ある不動産営業マンと食事したときのこと。名刺を交換した際、ポロッと「本名じゃないんです」と。よくよくきいてみると、電話営業で投資マンションを節税や年金代わり等の謳い文句で販売していて、実は絶対に儲からないと分かっているのに、会社から言われるから売っていると。なので、いつクレームがきても逃げれるように偽名の名刺で仕事をしていると…。

これじゃ、買わされた方はたまらないです。損するものを数千万円もの借金をさせられ買わされる訳ですから。中には、家族に黙って借金購入して破産した、他の借入が出来ずに人生を狂わせられた等の被害が多々出ています。もし仮に、相手が親や親戚だったらどうでしょうか?絶対に売らないでしょう。

よくお客様から「いい物件紹介して」と言われます。では、「いい物件とは何か?」です。私は基本、「売れなくても自分で所有していい」「身近な人にも薦められる」「他人と知人の差をつけない」ことを信条としています。つまり、基準は「私事」なんです。

これで、結局、私がお金に困って立ち行かなくなったら、それは「私の考えが間違っている」か「世の中が間違っている」かのどちらかです。伸るか反るか、ある意味その覚悟を持って楽しんで取り組んでいます。かつて、韓信は川を背に戦いました。それは、決して追い詰められた訳でなく、あえて退路を絶ったのです。そんな思いですねぇ…。

とはいえ、人生なんて本当に短く、縁あって出会える人なんて限られています。せめて、その人だけでも「幸せな人生を」と願います。私自身も含めて。日々は一見、平凡な時間の繰り返しですけど、少しだけで結構です。立ち止まって自らの胸に手をあててみてください。「仕事は私事」との言葉には、そんな願いが詰っています。がんばります!ではっ!