ふと、ゆっくりしたいと手にするのが、金子みすゞの「南京玉」。娘ふさえさん3歳時のおしゃべりを書き留めた手帳です。

なんとも脈絡ない文字が並び、一見、読みづらいと思いましたけど、それはこちらが色メガネで読もうとするから。見たまま、感じたまま、意図なき自然な言葉。これに勝るものがあるでしょうか。これを気付き、書き記し「詩」とした金子みすゞさん。これまた、素晴らしいです。

私は日頃、仕事や支援活動で様々な悩みや相談を受けます。そこで、単に自らの経験や考えを基に情報を処理してしまって。本当に、本人が言いたいこと、悩んでいることへの理解をしきれているのか?たった人生55年のオッサンが偉そうにしているだけ?なのかも…なんて考えてしまいます。

冒頭文「なんきんだまは七色だ。一つ一つが愛らしい、尊いものではないけれど、それを糸につなぐのは、私はたのしい。」大切なのは、仮に本人が黄色を発しているのに、こちらが変に曲げて橙色と言いきかせてはいけないってこと。先ずは、黄色として受け止めることからでしょう。

どうも私は、A型の性分か、結論を急がせ過ぎるところがあります。反省すべきですねぇ。ユリウス・カエサルのように、もっともっと寛容(クレメンティア)でなければ…と思います。山中鹿介「我に七難八苦を与えたまえ」と肝に銘じて。がんばります!ではっ!


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