日頃、業として建築不動産に携わっている私にとって、安藤忠雄さんは神様にような存在で、このコメントには感動しました。主な内容は次の通りです。


そもそも建築とは歴史的にみても…
「お互いに対話する場所」
「人が集まって考える場所」

それがコロナで人が集まって
「心からの対話ができない」
ことが一番たいへん

以前は一流大学行って一流企業行って
60歳ぐらいで定年って言ってたけど
今は人生95歳ぐらいまで生きる時代

「自分はどう生きるか」
自分でプログラムしないといけない
ただ日本人は自分で考えるのが下手

どうするの?

これからは
「自立した個人と責任感ある子ども」
をつくらないといけない

そのために
自分の考えが出来上がってくる
7、8歳までに本を読まないと

そうすれば
次の世代をどう生きるか考えられる
「世界に通用する子ども」ができる

今、悲しいことに
アメリカ、ロシア、中国等
国はみな分断している

その自国主義はどこにのっているの?
「同じ船 同じ地球船」でしょう

正しく地球は一つだと考えた未来を
科学・芸術・技術をサポートして
「豊かな社会に引っ張る人」を育てること

ただし自分の情熱と気持ちを
心からあらわさないと相手には分からない
言葉では通じない心をどう伝えるか?

それは
「愛情」という力しかない

これからコロナで世界が変わるとき
「自分は何ができるか」
真剣に考えないといけない


安藤忠雄さんからの未来を担う人たちへの強いメッセージだと思います。これから本当に本物か試される時代が到来します。偽物は、直ぐ化けの皮が剥がれます。がんばります!ではっ!