タクフェス春舞台「仏の顔も笑うまで」がコロナで中止となり、宅間さんのお詫び動画が何とも痛々しくて…(涙)。

しかし、宅間さんはヤル人です。今回の舞台「くちづけ」。色々お話ししていると、舞台への情熱こだわりが半端なく、熱い思いがビンビン伝わってきますからねぇ。俳優さんから「宅間さんの舞台は厳しい」との声を耳にしますけど、それだけ時間と労力をかけて練っていますから、当然と言えば当然でしょう。

私は、大学時代、障害者問題と向き合った経験があるだけに舞台「くちづけ」は特別なものです。知的障害者のグループホームの実態を表現するうえで、中には、いっぽん先生を批判する声もあるでしょう。でも、これはこれで人生のひとつの選択肢として捉えるべき。「じゃあ、今、僕らは何をすべき?何ができる?」と考える切欠になればいいのかなぁ…と私は思います。

実は、宅間さんは、本当は、もっと踏み込んだ社会問題を表現したいはずです。ただ、それをどう表現したら?どこまで伝わるか?いくら正しいことを言っても、相手に伝わらないなら…、それでも大衆に投げかける意義は…、その答え探しに何度も台本を書き換えて、ようやく書き上げたのが「くちづけ」はじめ数々の作品たちだと思います。

今回、唯一残念なのが、福岡公演がないこと。11月、時間をつくって大阪公演に行こうかと計画しています。そのためにも、私は私で、縁あった目前の人と向き合い、全力で取り組むこと。レアルの不動産業全般、みらいあんの終活・居住支援活動、共に。宅間さんとお会いしても、胸張って恥ずかしくない自分であるために。がんばります!ではっ!