長くブログを書いていますと、ふとアーカイブをみたくなります。今回、第一次安倍内閣時の2007年9月12日投稿した同じ表題「安倍首相、辞任表明」記事を以下振り返ります。

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日本全土に激震が走りました。安倍首相、辞意表明。びっくりです。まさか、ここで辞めるとは…。でも、よくよく考えてみると、顔色は悪かったし、覇気がなかった感じはありました。健康問題もあったようですねぇ。

世間では、小泉元首相と比較して、安倍首相のリーダーシップを問う声がありますけど。個人的な意見をいえば。結局は、表のスローガンは変えても路線はいっしょだった、ってことだと思います。つまり、ケインジアンに対する形で、新自由主義を推し進めただけ。改革改革と言いつつも、80年代のサッチャー主義やレーガノミックスを踏襲しているだけ、と思っています。

問題は、その結果が、どうなったのか?新自由主義を唱え、ノーベル賞まで受賞した経済学者フリードマンが、どのような末路を辿ったか?今一度、歴史を振り返る必要はあるのではないかと思います。ある意味、潮流との視点で考えれば、安倍首相は、被害者かもしれません。(小沢代表も、以前は、新自由主義を唱えていました)

…と、いろいろ言っても仕方ありませんので。ともかく、次の首相に誰がなるのか?動向を見守りたいと思います。

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この当時と今回の辞任表明…どこが違うのでしょうか?短くとも、まだ第一次安倍内閣の方が政策がハッキリしていた気がしますねぇ。

でも、安倍さんひとりを責める気にはなりません。問題は、国民の声に耳を傾けず、我欲まみれの政治潮流そのものでしょう。次は?岸田さん、石破さん、菅さん、河野さん?余り期待できないですけどねぇ…。ともかく、安倍首相お疲れ様でした。