NHKの番組『わたしをあきらめない〜5年1組子どもたちと先生の一年〜』観ました。

5年1組の担任になったのは、かつていじめ自死事件が起きた際、教育委員会で調査報告を担当した、熱血で涙もろい渡邉信二先生。その経験から「二度と子どもを死なせない」と誓ったが、子どもたちと向き合う日々は困難の連続。でも、その中でも微かな光明がさす。クラスを一年通して取材したドキュメンタリー番組です。

先ず、とっても感動して思わず涙しました…。「なぜ亡くなったのか」「どうしたら繰り返さないのか」亡くなった子どもの両親、当時の教育委員長、5年1組の子どもたち、渡邉先生、それぞれ思い悩んで。はっきりした処方箋があれば、どんなに楽か…。

最近、コロナで村八分にあい自殺したニュースを見ました。世間では「差別やいじめは無くならない」と言う人もいるでしょう。でも、私は本当かな…と思います。みんなが意識し努力し実践すれば、きっとなくなる社会を実現できると信じています。

詳細は番組を観てほしいのですが、社会人として恥ずかしいのは、子どもの前に大人がちゃんと示さないと!ってこと。親を見て子は育つ、差別いじめのない職場の実現なしに、解決への道すじなし。でしょう…。

もちろん、クラスミーティングで話していた「差」を「違い」に認識を変えるまでは、まだ時間が必要です。ただ、今は程遠いにしても、大切なのは言葉にして語ること。広く発信することでしょう。みんなが努力すれば、きっと近い将来は実現すると思います。

今回、渡邉先生はじめ5年1組の子どもたちに、おしえてもらいました。ハッ!としましたねぇ。私自身、会社経営やNPO活動を通して、社会的責任が年々重くなってきています。勇気とパワーをもらいました。サッ、日々精進、一日一歩、前進あるのみ。がんばります!ではっ!