昨日、今年の路線価が発表され、なんと福岡は5年連続上昇とのことです。確かに、中心部の天神ビックバンや博多コネクティッドで、スクラップアンドビルドが進んでいますからねぇ。仕事をしていても、賃貸物件を出すと即決する状態ですから。それだけ福岡市に人が集中していることを実感しています。

ただし、上昇しているのは、福岡市内のあくまでも天神・博多駅地区ですから。もちろん、牽引はしているものの、福岡市内の全ての地区が上昇している訳ではありませんので。売却査定に行きますと「福岡は人気で不動産は上がっているんでしょう?高く売れるでしょう?」言われる時があります。欲目は分かりますけど…。

本来、不動産取引は、相対性より絶対性で決まるもの。その人の大きな資産となり、その人の歴史を紡ぐ生活の場となり、そこで生まれた子どもの故郷になる。そんな生き生きとした現実に、果たして相対的な価格がつけられるでしょうか。

きけば、コロナ前の評価とのです。実際は、下落しているかもしれません。路線価に一喜一憂するのではなく、大切なことは、縁あり出会った目前の一人一人の為に全力で取り組むことです。サッ、はじまりました決算月!がんばります!ではっ!