見ました、テレビ番組ガイヤの夜明け「全ての人に自分らしい最後を〜コロナで変わるニッポン人の死生観〜」。いやはや、考えさせられますねぇ…。日頃からNPO法人みらいあんで終活支援を行なってはいますけど、正直、いつも「何が幸せな最後なのか?」悩み自問自答しています。

注視したいのは、「自宅で最後を過ごしたい」との至極当然の欲求。思い出すのが、映画『こんな夜更けにバナナかよ』で、主人公が自宅療養にこだわっていたこと。番組では、担当医が末期癌の方に飲酒を容認していました。微妙なバランスでの最大公約数の素晴らしい判断だと思いますねぇ。

ただ、不動産業者としての立場から言うと、不動産売買の告知事項として「自然死」も含まれています。つまり、自殺や孤独死までなくとも、購入者が気にする事項で、これまでトラブルも起きてのことだと思います。

コロナ感染死者の遺族は、遺体に会えない、火葬に立ち会えない、単に遺骨が届くだけ。果たして、ニッポン人の死生観やいかに。より殺伐とした社会にするのか?逆に共感しあえる愛ある社会にするのか?我々の手にかかっています。

見終わり、ますます使命感が湧いてきました。弊社モットーに「会社は社会の鏡」との言葉があります。小さな会社ですけど、志は大きく大胆に揺るぎなく。社会イニシアチブを持って日々取り組んでいきたいと思います。がんばります!ではっ!