最近、やたらと耳にする『鬼滅の刃』。きけば、作者が福岡出身で主人公の名前竈門灰治郎という事で、太宰府の竈門神社に行く人が増えて人気スポットになっているとか。

そこで、試しにAmazon prime Videoでアニメを観ました。これは、確かに面白いです。人間と鬼との対立でありながら、妹もそうだったように元は人間だった鬼への悲哀や情愛に揺らぐ主人公が、徐々に成長していく様を応援したくなるし、身近に感じ親しみがわいてくるのだと思います。

それと、大正時代との設定もいいですねぇ。遠すぎず近すぎず、フィクションと現実を行き来する感覚を手伝っているのだと思います。また、幕末の新選組を彷彿させるのもプラス要因です。非正規組織でありながら厳しい掟や序列により正義を貫く。何ともカッコいいじゃないですか(笑)。

新型コロナウイルス騒動で右往左往している昨今。誰しも秘めるであろう内にある鬼と自らを対比する事で、本来の「人間らしさ」を考える良い機会なのかもしれません。鬼滅の刃、作者が福岡出身というだけでも応援したくなりますねぇ。ますます人気が出ることでしょう。これからも注視していきたいと思います。がんばります!ではっ!