NHKの番組『陽水50年〜5人の表現者が語る井上陽水』観ました。陽水さんの事は、学生時代の深夜ラジオ番組『スマッシュ11‼︎』でDJ井上サトルさんより、アンドレ・カンドレ時代の話しから様々な逸話まで、耳にタコができるほど聴いて知っていました(笑)。

番組では、松任谷由実、玉置浩二、奥田民生、宇多田ヒカル、リリー・フランキーが順次に陽水さんへの思いを語りました。中でも、ユーミンが陽水さんを語る場面なんてはじめて見ましたし、途中ヘーッと驚き感心する事もあり、とても興味深かったです。

また、曲は、「氷の世界」「傘がない」「闇夜の国から」「ジェラシー」「とまどうペリカン」「ダンスはうまく踊れない」「飾りじゃないのよ涙は」「夏の終わりのハーモニー」等々。中でも、私が特筆するのは、「最後のニュース」。昭和が終わり平成が始まり、世間はバブルに沸く当時、私は大学を卒業し就職しました。ただ、心は複雑で。スーツを着た金太郎飴のような社会人になってしまった自らの姿に幻滅した。あの、何処にも居場所がない虚しいだけの敗北感を思い出しましたねぇ…。

ともかく、井上陽水さんを全面に感じる良い番組でした。これからも時代を超えて愛される曲をお願いいます。福岡の誇りです。今日は、ありがとうございました。がんばります!ではっ!