サワコの朝にて、久々にテレビで倍賞千恵子さんを拝見しました。言わずと知れた映画『男はつらいよ』のさくら役はじめ『幸せの黄色いハンカチ』等々の名作に出演した大女優。びっくりしたのが、その年齢。何と77歳!なんですねぇ。今年の3月に母親の77歳祝いをしたばかりだったので、はじめて同じ歳?!と知りました(笑)。とはいえ、未だ衰え知らず。今でも色々な作品で様々な役に挑戦し続けている姿には感動です。どこか演技に筋の通った信念を感じますし、固い決意・魅せる生きざまがジンジン伝わってきます。

特筆すべきは、映画『男はつらいよ』の思い出話し。山田洋次監督の平べったい台本から、各役者さんが立ち上がってきて、花が咲き、その花がまた大きな花になる、そんな勢いがあった作品だったそうで、とりわけ「人生の学校だった」との言葉は印象的でした。また、渥美さんを、気遣いの人でプライベートは一切公表せず、余分な事はしない贅肉がない美しく素晴らしい人と評しました。渥美さんを思い出し涙ぐむ姿に、こちらも涙がでましたねぇ…。

今、心に響く曲で選んだのは、高石友也さん『死んだ男の残したものは』。なるほど…。納得しました。勉強になります。がんばります!ではっ!