映画『コクリコ坂から』観ました。
時代背景が、忠実に再現されていて、凄く感心していました。
思えば、私が幼い頃には、まだ3輪自動車が走ってましたし。
買物は、スーパーじゃなくて、商店街の各お店で買ってました。
中でも、高校の文化部部室棟「カルチェラタン」は、懐かしかったですねぇ…。
あの埃っぽいところが、学生会館や大学の寮を思い出します。
当時、確かに“ガリを切る”って言ってましたよ!
ロウ原紙にガリペンで文字を刻み、ガリ版で何時間もローラー回して。
ただ、映画内の字が、ガリ字じゃなかったのは、少し不満ですけど(笑)。
また、カルチェラタン存続の全学討論会は学生大会・寮総会にそっくりですし。
徳丸理事長に直談判するあたりは、宛ら団交前の事務折衝って感じです。
しかし、現実には、映画のように、掃除しただけで、存続!とはいきません。
とはいえ、これはこれで、物語ですから、納得はしています…。
その他では、高校生の純粋な恋愛が、初々しくて良かったですねぇ。
家柄や学歴や年収も関係なく、相手だけを思い好きになる、忘れてますねぇ。
ただ、兄妹かもしれなかった?との設定は、いらないような気がします。
もっとストレートな設定、幼馴染でいつのまにか好きになっていた!とか…。
ともかく、ジブリファンの私としては、合格点の映画です!
全体を通して、古き文化を継承する大切さ!を感じますねぇ。
未だスクラップ・アンド・ビルドを繰り返す、現代への警告でしょう。
日頃、中古物件を取り扱う者としては、身が引き締まる思いです…。
がんばります!ではっ!
コメント一覧 (2)
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- 2013年01月14日 19:29
- よっぽさん、お久しぶりです。
確かに、実務の達人!いました。
いつも原稿がギリギリで、よく急かさせたものです(笑)。
この映画を観ていると、勢和寮時代と重なります。
みんなで肩組んで、寮歌を歌った日が懐かしいですねぇ!
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梅ちゃん
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高校生男女の気持ちが真っ直ぐで、正義感もあり、好感が持てました。
そう、ガリ版、懐かしかったね。
当時、大学の寮会議室にも、実務の達人が居ましたね!