NHK100分de名著との番組で、鴨長明の方丈記を見ました。
始めの“ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず”は、有名ですが。
正直、その内容までは知らなかったので、今回、すごく勉強になりました。

何が起ころうと悩まず、断定せず、全てを受け入れて揺らぎ続ける…。
どこか不安に思うんですけど、これこそが究極の“無常”らしんですねぇ。
といっても、世間には、自分の考えは絶対だ!と貫いてしまう人、いますでしょ。
それが、真の答えなのか?誰も検証せず、そのまま流れたりするのが現実で。
無常に生きる、って、長明のように方丈の庵に篭るしかないのかもしれません。

それと、中でも驚いたのが、当時の人も“住まい”への執着心が高いことです。
仕事中、この拘りは何?って事がありますけど、これは人間の本能ですねぇ。
う〜ん、それだけ難しい仕事?あらためて、心して取り組みたいと思います。

ともかく、言ってる事が深いですし、少し仏教に興味が湧いてきました!
唯心論には否定的だったのですが、これにも一理あるような気がします。
何事も決め付けず、先ずは一旦組み立て直すことですからねぇ。
サッ、がんばります!ではっ!