今日は、雨が降ってきたかと思っていたら、一気にどしゃぶりになって。
余裕もって出発していたのに、予定していた時間ギリギリになってしまい。
結局、遅刻せずにお客様との打ち合わせを終え、ホッとし帰社する途中の事。

以前、大トラブルになった家の前を通ったんです。
車中から、恐る恐る表札を確認すると、なんと、当時の名前が。
あれから、もう20年近く経っているんですけど。

…思わず、当時の記憶が鮮明に蘇ってきました。
奥さんの表情が、私の顔を見るなり、段々怒りに満ちた表情に変わってきて。
『梅崎さんが私たちの前に現れなければ、こんな思いはしなかったのに!』
と、泣きながら怒鳴られた時のことが、まるで昨日のことように感じられ…。

すると。

今、あのインターホンを押したら、どうなるんだろう?なんて、考えてしまって。
はたして、何で来たの?と、あの表情ままなのか?
はたまた、私が、未だに、この業界で仕事している事を喜んでくれるのか?
結局、素通りした自分には、それを検証する勇気がなかったのでしょう。

過去を正当化しようとは、決して思いませんけど。
あのインターホンを堂々と押せる自分になる行程が、私の進むべき道でしょう。
雨が降りしきる車中で、そんなことを考えていました…。
がんばります!ではっ!