いやはや、ようやく統一地方選挙が終りました…。
この間、日頃連絡も取り合わない人から、いきなり親しげな電話をもらって。
まっ、選挙だから!と百歩譲っても、本音、これってどう?って思います。

私なりに考える一番の問題点は、投票率の低さです。
福岡市の中心部である中央区と博多区は、40%すらいかなかったんです。
やはり、せめて50%の有権者が投票しなければ、選挙自体を無効しないと。
これで、選んだのは国民!民意!と責められては、たまりませんので。

じゃぁ、行かない有権者が悪いのか?といえば、そうじゃないでしょう。
要は、“行かない”のではなく、“行く気にならない”のだと思います。
殆どの候補が、政党支持を受けていても、表は無所属としか言わないでしょ。
ましてや、中央で大連立反対!というのに、何故、地方では相乗りなのか?
私の頭が悪いのか、誰に一票を託せばいいのか?分かりませんもの…。
これじゃ、いくら、行け!と言われても、“行く気にならない”のも頷けます。

多分、根底には政治不信があるし、もう利権政治にはみんなうんざりでしょう。
理想は、議員は希望者から町内会役員のように順番に回したら?と思います。
政治には、お金がかかる!なんて事が、常識化している自体がおかしな話し。
目指す政治が、誰にも分かる!という事は、誰にも出来る!という事ですから。

正直、一歩進んだ民主主義ビジョンとそれに見合った選挙制度が必要では。
直接首相を選ぶ、公示日から投票日の間を空ける、議員を減らす等々。
そして、投票率は、せめて50%には到達するようにしなければと思います。
理想は、市とか県レベルは、持ち回りにして選挙しないことです。

今回の統一地方選挙、静けさの中にも、何気に地殻変動を感じます。
ともかく、私は私の出来ることをするだけです!
頑張ります!ではっ!