多分、想定外だったと思いますが、震災現地の方がテレビの生放送で、
『首都圏に原発を置かず、福島に押し付けた責任は重大です』と、
おっしゃったんです…。

そう言われてみれば、福島なのに、なんで東京電力?って思いますし。
通常であれば、東北電力じゃないの?って考えますよねぇ。

その時、ふっと頭を過ぎったのが、大学時代読んだ『東京に原発を』って本。
そんなに安全安全って言うなら、東京に建設したらいい!との内容で、
その方が建築コスト・送電コストがかからないとの論調だった思います。

それと、チェルノブイリ原発事故が起こった頃、原発問題を話す場での事。
親が原発で働いている学生が、原発との因果関係は分からないとの前提で、
職場では、若くして髪が抜け、体調を崩す人、ガンで亡くなる人がいて、
安全といわれても、いつ自分の親がそうなるか心配、と言っていました。

確かに、風評かもしれません。
でも、福岡も、原発は隣の佐賀県玄海町にありますし。
気付けば、全国で、これだけ多くの原発が建設されていたことにビックリです。
やはり、自然と共存するエネルギー開発と順応する生活が大切と思います。
先ずは、原発なき社会を模索する、そこから議論を開始してほしいものです。

ともかく今は、いち早く事態が収拾することを願ってます。