映画「沈まぬ太陽」、本当は映画館で観たかったぐらいで。
私にとって、待ち望んだテレビ放映でした。

…で、観終わっての感想ですが。
期待し過ぎていたからなのか、正直、何となく消化不良って感じですねぇ。

国民航空の労働組合役員をし、最後まで信念を突き通す主人公恩地氏。
取り巻く様々な人間関係、裏切られ、左遷されて、それでも折れない姿。
確かに、これはこれで素晴らしいし、ジャンボ機墜落事故でリアル感は出ます。

しかし、結局、視点はどこにあるのかなぁ?って思うんです。
それでも、会社を辞めない恩地氏は、はたしてどうなのか?って事でしょ。
最後は、会社役員となり、保身勢力を一掃してほしかったですねぇ…。

とはいえ、これが山崎豊子作品なのかもしれません。
税金1兆円を導入しても、未だ体質を変えない、某大企業は不快感を示し、
批判を繰り返しているそうですが、そんな人こそ、真っ先に観るべきです。

…これから。
大企業が先導した矛盾を清算し、個々人が今一度人生を見据え直す時代。
その意味では、考えさせられる映画でした。
頑張ります!ではっ!