今日は、東宝天神のメンズデー(1000円)だったので、すごく気になっていた映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』観て来ました。あれだけ宣伝していたので、大きな期待で臨んだのですが…。正直、これはヤマトではない!って感じですねぇ。エンドロールが流れたときは、何となく寂しい気持ちになりました。とはいえ、多分、製作者側は悩んだと思いますし、アニメとは違う展開をする事で、新たなファンを獲得したかった点は理解できるんです。しかし、あまりにも違いすぎます。
何故、宇宙戦艦ヤマトに魅力を感じるのか?それは、太平洋戦争末期、敗戦濃厚な戦局において、戦艦大和は、日本人の意地と誇り、戦死した人を含めて、多くの大きな夢を乗せた巨大戦艦だったからで。その戦艦大和が、鹿児島県の坊津沖で無残にも撃沈されたことへの悔しさ、その思いが観る人の背景にあるからなんです。だからこそ、時を越えて宇宙戦艦として復活したヤマトが、様々な逆境を乗り越え、イスカンダルから戻り、みんなの命を守り青い地球を取り戻したとき、感動するのだと思うんですねぇ(別に、愛国心を煽るつもりはありませんので)…。
感想は、いろいろあるんですけど。これだけは!って点を4つだけ言うと。
1、波動砲やワープを簡単に使いすぎ。もっと時間を割いて焦らしてほしい。
2、制服のチャックをひろげるシーンはいらない。制服は上下にしてほしい。
3、コックピットが狭すぎ。これでは、まるでキャプテンウルトラのよう。
4、みんな死にすぎ。ここまで死ぬと、途中から展開が変に読めてしまう。
という感じです。何か、最後の方は、ブルース・ウィルスの『アルマゲドン』と観ている錯覚に陥るぐらい似てましたねぇ。だから、エアロスミスを使ったんだ!と納得はしましたけど。
まっ、これはこれで別物!と割り切れば心も静まります。でも、アニメの実写化は難しいですねぇ。福岡出身の松本零士先生には、『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』『銀河鉄道999』を決して実写化しないよう、お願いしたいものです。そして、ハーロック・トチロー・メーテル・星野鉄郎・エメラルダスは永遠にアニメのままで。私も、少年時代の感動した熱き気持ちを忘れずに、仕事に取り組んでいきたいと思います。頑張ります!ではっ!
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