朝、殆ど欠かさず見ているのが、連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』。内容は、ゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげるとその女房の物語。紙芝居がだめになり、貸本マンガが落ち目になり、マンガが週刊誌化されテレビでアニメ化される時代、時々の出来事に翻弄されながらも、夫婦で懸命に生きる姿が感動的ですねぇ。今日の放送では、嬉しいことに、大きな賞をもらって、水木マンガがよくやく日の目をみることとなりました。やっと貧乏神が出て行ってくれて、これからの展開が楽しみになってきたところです。

…でも。いつのまにか私も、当時の時代を生きているような感覚なっていて(笑)。何の保証もなく、みんな貧乏ですけど。けど夢があって、ある意味良い時代だった気がしますねぇ。その反面、今の世の中。まっ、笑っちゃうくらい政治家も事業家も世襲する人が多くて。より格差が広がり、這い上がろうとしても、自らの立場や利権が脅かされるとなれば、蹴飛ばされ踏んづけられる。そんな状況で、悶々としているのが、真の国民心情ではと思います。

結局、歴史は、創造と破壊を繰り返します。『ゲゲゲの女房』を見ていると、何処かに置いてきた懐かしい感覚が蘇ってきます。何となく、生き方のヒントをもらった気がしますねぇ。ともかく、良いドラマです。サッ、3連休で忙しくなりそうです。私も、大器晩成で(笑)。頑張ります!ではっ!