相続税や贈与税の算定基準となる2010年分の路線価が公表され、福岡県は、東京の11.3%に次ぎ、大阪と並んで全国2番目の下落率だったとのニュース。これは、福岡で不動産の仕事をしている立場としては、何とも認めたくない現実です。確かに、新幹線鹿児島ルートの開通を前に、博多駅付近が過剰に盛り上がっている感じはしていました。それにしても、東京に次ぎ全国2位とは…。

しかし、ものは考えようで。これから相続しようとする人には朗報ですし、実際に仕事をしていて実住物件の実勢価格には変化ありませんし。…ねぇ。個人的には、福岡をアジアの玄関口として特区化し、国際感覚を持ち合わせた独自のルールで都市開発を行えばいいと思ってます。将来、中央集権から地方分権へシフトするとしたら、一定の物差しで計る路線価自体、あんまり意味をなさなくなる気がします。とはいっても、そうなるまで時間はかかるでしょうけど。

まっ、あんまり一喜一憂する必要もないかと思います。それよりも、まずは、目前の取引をしっかりと行うことです。そして、その積み重ねが、福岡を盛り上げることになるよう努力していきたいものです。その為にも、日々精進ですねぇ。頑張ります!ではっ!