まっ、最近のニュースを見ていると、目を覆いたくなる思いです。今日、三原じゅん子氏が、夏の参議院選挙への出馬会見において、谷亮子氏を挑発するかのように「二足のわらじは無理」と女優引退宣言をして。しかし、よく考えてみれば、めっきりテレビ出演する機会のない“芸能人”三原氏と、日本女子柔道界を牽引してきた“スポーツ選手”ヤワラちゃんとを、同じ土俵で比較すること自体がおかしな話しです。

先日の三宅議員の件にしてもそうですが、何となくパフォーマンスが過ぎる気がします。三原氏は、大病を患って行政に様々な疑問をもったから出馬した筈。それが、二足のわらじ発言で、本来したい事が伝わりにくくなってしまいますし、結局、あやつりロボットになってしまうのかなぁ?なんて、頭をよぎったりもします。

後、問題はマスコミ。どのチャンネルひねっても、同じようなニュース、同じようなVTR、同じような評論なんですから。それを見た人に民意をきいたところで、ある程度の振りでの意見しか出てこないのは当然の事でしょう。どう考えても、放送に規制がかかっているとしか思えません。

正直、議会制民主主義の根幹が揺らいでいると思いますねぇ…。ぜひ、毎週日曜日は、ハーバード白熱教室を観て、マイケル・サンデル教授の講義をきくことをオスイスメします。そして、普通選挙制における我々の選挙権は、はじめからあった訳でなく、かち取った権利という歴史を忘れないでほしいものです。ともかく、私個人は、パフォーマンスに惑わされることなく、不動産の仕事を通じて、動向を注目していきたいと思います。頑張ります!ではっ!