たまたまテレビでハーバード白熱教室との番組をみました。実際に行われているハーバード大学でのマイケル・サンデル教授の講義をそのまま番組にしたもの。通常、難しく取っ付きにくい政治哲学を、身近な事例に置き換えて、生徒と会話しながらすすめていくんですが、これが、すごく分かりやすいんです。契約についての考察は、私が日頃から実感していることばかりでしたし、哲学者カントの名は大学時代以来久しぶりに聞きました(笑)。

しかし、日本の大学でも、このような講義をしてくれたら、もっと学生が興味を持てるんでしょうけどねぇ…。やはり、大切なのは教育です。選挙で、投票に行け!って言われても、なかなか行かない若者たちを嘆くよりも、なぜ、投票しないといけないのか?を教えてないから行かないだけのような気がしてます。アメリカンコンプレックスなのか、幼い頃から英語ばかり教えても仕方ないと思います。その前に、なぜ日本人なのか?その歴史的ルーツを知ることでしょう。政治を自発的に日常的なものにしなければ、何でも人任せ・他人任せになってしまいます。そうしなければ、多分、未来はないでしょう。

私が日頃携わる不動産の仕事も、その延長線上にある!と考えています。ともかく、機会があれば、また観たいですねぇ。今日は、いろいろ考えることが出来て、有意義な時間でした。頑張ります!ではっ!