最近、投資物件の売買が増えている関係上、賃貸管理物件も増えてきて…。ただ、福岡都市圏の物件数が少し供給過剰傾向にある中で、当社の空室率を計算してみると、なんと2%でした。とういうか、殆ど空物件がありません。なので、賃貸仲介業者さんから、「空室一覧をFAX下さい」との電話を頂いても、正直、心苦しくなってしまうんです。

別に意識して空室率を下げている訳ではないんですけど。よくよく考えてみると、せっかくの入居希望者を断らないようにしていることでしょうかぁ。何とか入れるように、オーナー様を説得したこともちょくちゅくありましたし。また、敷金ゼロ・礼金ゼロ・更新料ゼロにして、初期費用を少なく、かつ入居した後も負担を少なくしていることも要因かもしれません。

…そうそう。かつて、私がサラリーマン時代、賃貸管理業務でびっくりしたのが、入居者よりもオーナーを重視する体質。何となく不公平感をもったのを今でも覚えています。やはり、オーナーさんには、良い事ばかりいうのでなく、リスクも充分と理解してもらい、入居者には、出来るだけ快適に住んで頂き、クレームが発生したら一秒でも早く動き解決する、そこに尽きると思います。…ねぇ。

これからは、益々借手市場に推移することでしょう。しかし、そうなっても、ビクともしない、空室で困らないと考えられる物件だけを購入希望者にはすすめています。それと、大変申し訳ないんですけど。無理に管理物件を増やしている訳ではありませんので、相談されても管理を断ることもありますので。あくまでも、目の行き届く範囲、何かあっても直ぐ動ける範囲、にしています。これからも、偏ることなく、バランス感覚をもって、業務に取り組んでいきたいと思います。そして、一度は空室ゼロ状態を体験したいですねぇ。頑張ります!ではっ!