自分自身、懐古主義は好きではないのですが、ふっとした瞬間に昔のことが頭を過ぎるもので。中学生の頃、よく深夜ラジオに耳を傾けていて。たまたま流れた曲に、なんて良い曲なんだ!って思い、誰の何て曲か?を調べたことを思い出しました。その曲は、Joe Cockerの「You Are So Beautiful」。元々は、数年前亡くなったBilly Prestonの曲なんですけど、私的には、Joe Cockerの方がいいですねぇ。

何がいいかと言うと、これだけ短い言葉・これだけ単純なメロディーで、どれだけ美しいか、どれだけ愛おしいかを無限に表現できていることです。これは、非常に難しいことで、小説の内容を俳句で、映像の内容を写真で伝えきれるか?って事と同じようなものです。実は、仕事においても同じこと。いかに、パッと見で物件の内容を伝えることが出来るかがポイントなんですねぇ…。

やはり、歳を重ねると生きる為と称して、純粋さや単純さを未熟と考えがちですけど、布団の中で深夜ラジオを聴きながら感動した感覚は、いつまでも失いたくないものです。「You Are So Beautiful」、いろんな意味で、最高のラブソングだと思います。ぜひ、聴いてみて下さい。