最近よく聞かれるのが、住宅ローン減税の件。今年度から新たに税率等の税制が変更になっていますので、詳しい内容は、その都度ご質問してほしいのですが、私が見る限りは全体的には良くなったのかなぁ？って感じです。とりわけ良かった点は、取得税だけでなく住民税まで控除対象になったこと、既存住宅の省エネ・バリアフリー・耐震改修工事への適応、新築の長期優良住宅への適応等々。かなり拡充されたと思います。

ただ、気を付けてほしいのは、安易に、税金が戻ってくる！とのマインドにかからないことです。戸建で築20年・マンションで築25年以内でなければ、そもそも対象物件になりませんし、意外と他の控除を受けていて、そこまでのメリットが出ない方もいらっしゃいますので。物件を探す際には、必ず自分の源泉徴収票を持って、この物件だといくら戻ってくるのか？営業マンに計算してもらうのが懸命でしょう。

とはいっても、個人的な意見としては、これはあくまでも“グリコのおまけ”と思っています。何となく有利なような気になりますけど、びっくりするような価格変動があっている訳ではありませんので。結局のところ、予定の税金が入ってこないだけで、どこかで穴埋めを理由に負担を強いられる原子要因になるような気もします。やはり、家賃がもったいないとか、局面の視野だけでなくて。ぜひとも、将来の生活ビジョンをしっかり描き、その延長線上での住まいの購入を私はオススメします。今年の住宅ローン減税は、その切欠になればと思います。頑張ります！ではっ！