サラリーマン時代には、心の根底で“カメラ屋の息子が何で住宅不動産の仕事してんだろう?”と思ったことがあって。当時の社内を見ると、親が大工・建築会社や不動産会社を経営していたりいて、いずれは親の後を継ぐ為に一旦就職している人は少なくありませんでした。この先、この経験や知識がどのように生かさせるのか?不安になる時があったし、何となく羨ましい感情もあったかもしれません。

でも最近は、それが逆に良かったと思えるようになりました。以前は、仕事する上で、支えもなくて道が分からずに悩んだこともありましたけど。やはり、親は親の人生、私は私の人生。とはいっても、直接ではなくても、ポイントでは助けてもらいましたし、とても感謝しています。とりわけ、私のようなわがままで協調性のない人間にとっては今の距離感がピッタリなんでしょうねぇ…。

本当に大切なのは、局面での辻褄合わせでなく根底にある信念。結局、人はひとりで生まれてきて、ひとりで亡くなっていくのですから。先ずは、自らを律すること。そうやって、はじめて人が助けてくれるのでしょうし、他人でも親でも、この点では同じだと思います。法人である株式会社レアルとも、そんな付き合いにしていきたいものですねぇ。ともかく、日々精進です。頑張ります!ではっ!