先日テレビ放映された『たそがれ清兵衛』をビデオに撮っていて。よくやく観れました。今回で二度目なんですけど。前回よりも、より一層感動しましたねぇ。何といっても、清兵衛は武士として凄くカッコいいし、朋江は理想の日本女性って感じです。しかも、尊敬する山田洋次監督の作品ですし。

正直、変貌した競争社会にあって、日本人が置き忘れたものがある気がします。よく表現できませんけど。もっと奥ゆかしいというか…。ただ言えるのは、この仕事を始めた頃、先輩の社長さんにいわれた『事業で成功する為には、金持ち相手に商売するのが近道』との言葉が違うってこと。若い頃、相手を重んじる、礼に始まり礼に終わる、剣道を習ったことが思い出されます。現代の会社経営においても、武士道精神って大切だと思います。

ともかく、何度でも観たい映画。山田監督には、続編的な映画を期待したいですねぇ。私自身も、今一度、背筋をしゃんと伸ばして業務に取り組みたいものです。オススメの映画です。