全盲のピアニスト辻井伸行さんが、アメリカの国際ピアノコンクールで日本人初の優勝を果たしたとのニュースを聞いていて。今朝、たまたま辻井伸行さんの経歴を振り返るテレビ番組を見ました。若干20歳にして、普通では考えられない人生。にもかかわらず、人を思いやる暖かな心、人間の蘇生されたままの姿、大きなキャンパスに描くような心地よいピアノの音色。すごい感性だと思います。思わず、アルバムを購入したくなりました。

それと、努力した本人も立派ですけど。ご両親や祖父母も立派です。産婦人科医の祖父は、孫の目が見えないと分かった時に「こういう子は必ず生まれなければならない。うちに生まれたのだから、みんなで優しく可愛がってあげなければならない」と言ったそうです。わかっていても、なかなか簡単にそう言えるものではありません。何となく、ジーンときましたねぇ。

日頃、ともすれば人を蹴落とし競争することが宿命視される厳しいビジネスの世界に身を置いている自分としては…。すごく洗練されて、逆にパワーをもらった気持ちになりました。ぜひ、これからの活躍に期待しますし、少し気が早いかもしれませんけど、年末の紅白出場してほしいと思います。そして、私は私なりの道を歩んでいきたいと思います。頑張ります!ではっ!