余命1ヶ月の花嫁の映画観てきました。以前、テレビでのドキュメント番組を観ていたので(当時のブログはこちら)、映画化されると聞いた時には、これは映画館で観なければ!って決めていたんです。しかし、館内に入り席に座ってびっくり。殆どが若い女性ばかり。男性がいても、必ずカップル。43歳のおっさんなんて、ひとりもいません。少し肩身が狭い思いでしたねぇ。

でも、そんな思いも、映画が始まると忘れるぐらい、吸い込まれるようにハマってしまいました。榮倉奈々さん・瑛太さんの演技はもちろん、柄本明さん・手塚理美さんの味のある演技も最高で。会場では、すすり泣く音が響き、私も思わず涙がこぼれてきて。亡くなった後のビデオレターのラストシーンでは、恥ずかしながら号泣でした。何となく、自分の体験と重なったところがあって。家族を失った時の記憶が蘇ってしまいました…。誰でも、経験することなんでしょうけど。いずれ人の命は尽きると分かっていても、どこか納得できないですねぇ。

ただ一点、注文があるとすれば。模擬結婚式の際に流れる曲。日本人歌手が歌っているベット・ミドラーの『ローズ』ですけど。個人的には、手島葵さんの『ローズ』にしてほしかったです。とはいいつつも、感動する良い映画です。数年してから、再度観たいですねぇ。オススメの映画です。ではっ!