最近は、賃貸のお問い合わせも多く、今日も賃貸物件についてお客様より質問を受けていました。そこで、感じたのは、業界内では当然に流れていく業務も、一般の方から見ると、入居するのに、何でそんなお金がいるの?と首をかしげる点が多いということ。…です。

私自身も、住宅会社にいて建築する側から不動産業界に入ったので、売買ならまだしも、賃貸業務に関しては独特な流れを感じたのは確か。更新料・保証料・敷引き・保険料・カギ交換代・消毒代等々。仕事をしながら、理解していきましたが。問題になるのは、初期費用の高さ。ある話しでは、5万円の物件を申込すると、諸費用が積み重なって、40万円近くになったそうです。

確かに、今までは、家主主導で動いてきた賃貸市場。その場で、高いから断ります!とは言いづらい雰囲気があったと思います。しかし、現在は、物件数が増大し、どこも空室を埋めるのに必死になっている状況。浮き沈みの激しい不動産業界にあって、賃貸管理業務は、唯一安定する事業との認識が、最近の大手管理会社の倒産を機に瓦解し始めている気がします。管理会社と仲介会社の垣根がなくなろうとしている今、正しく、これからはサバイバルゲームが本格化するのかもしれません。

よって、賃貸はもっと借りやすくなると思います(条件という意味で)。そして、もっと納得できる体型に変わるでしょう。ガイドラインも一般化するでしょうし。そうなれば、賃貸管理業務や賃貸仲介業務は、より明確で洗練された内容が求められると思います。私も、現状をしっかり受けとめて、より良い提案が出来るよう対応していきたいと思います。先ずは、ご相談下さい。頑張ります!ではっ!