森山直太朗の『生きてることが辛いなら』の歌詞が話題になっているようですけど…。先日、移動中に車中のラジオでたまたま聴きました。しかも、フルコーラス。正直、聴き終わってみて、何でこれが問題なのか?よく分かりませんでしたねぇ。確かに『いっそ、死ねばいい』とは歌っていますけど、これは逆説的な意味で使っているのでしょうから。人生誰でも、一度は、生きてることが辛いっ!って思ったことはあるでしょうし。少し思想的な感じはするものの、共感できる内容だと思います。

それよりも、私が問題にしたいのは、この歌詞が問題となる現代の世相。社会のカタチだけは保ちつつも、人と人がどんどん希薄な関係になってきている気がします。だから、ちょっとした表現にも真意が伝わらず、結果だけがひとり歩きしてしまうのかもしれません。

ただ、だからといって悲観する必要もないんです。それはそれで、新しい倫理観が生まれようとしている訳ですから。だからこそ、人生のチャンスはゴロゴロしている訳ですから。大切なのは、それに気付いて行動できるかです。個人的には、いい時代に生まれたと思っています。つい岡林信康の『私たちの望むものは』が頭を過ぎりました。そんな未来を切り拓く為にも。頑張ります!ではっ!