気分転換もあって、夜にキャナルシティ福岡へ行って、映画『崖の上のポニョ』を観てきました。夜というのに館内は殆ど空席がない状態。やはり、人気です。今、話題の映画ですからねぇ。

正直、かなり期待をして観たのですが…。これは、期待通りの内容!一見単純なストーリーなのですが、しっかりしたテーマが伝わってきますし、なんといっても、ポニョと宗介が何とも可愛らしいです。本来、人が持ち合わせているものを呼び起こしてくれる、そんな映画だと思います。(これから観る人もいるでしょうから、詳細は書きませんので)

それと、特筆したいのは、CGを使わない手書きの映像。何かと、キレイかつリアルさが求められきた最近の映画。そこに、あえて時間も手間もかかる手書きで仕上げただけあって、平面だけど立体に感じる、少ない色使いなのに表情豊かに感じる、んです。多分、こんな映画はないんじゃないですかねぇ。

そして、私が勉強になったのは、伝え方によって伝わり方が違うってこと。お金をかければ、キレイにリアルにみせれば、何でもディスクローズすれば、意図したように伝わる訳でない!ってことです。これは、今の仕事へのヒントになりましたねぇ。宮崎監督の魂を感じながら、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。頑張ります!ではっ!