ひょんなことで、デザイン会社の若き社長さんと出会いました。たまたまギャラリーに寄せてもらったのですが、作品を見てびっくり。なんと、体にペンキを塗って型を取るボディスタンプアートという作品。そこには、何の計算もされていない、素のままの人間が表現されていて。見ていると、会ったこともないその人を感じてしまう、摩訶不思議な世界です。

…でも、確かに。私も含めて、普段は見られていることを自然と意識して生活しているので、なかなか本当の自分を出しませんし、そうしていることで、いつの間にか、自分で自分が分からなくなっているのかもしれません。そんな人には。自分で自分を確認する、そのときの自分を記録する、またとない機会です。そして、健康ブームで体を鍛えている人が増えている状況において、きっと全国的に大きな波がくると思います。

社長さんには、ぜひ、福岡発の世界的なアーティストになって欲しいものです。因みに、私も、ボディスタンプアートに挑戦したい気持ちはあるのですが…。先ずは、メタボな体を鍛えてからでないと。とてもとても、見せられたものではありませんので。ともかく、良い出会いでした。