“マンション契約率、不調続く”とのニュース。実際、仕事していて、そうだろうと思います。景気が上向きと言いつつも、企業が業績を伸ばしている反面、一般の人まで未だ還元されていないのが現実。その為、給料は上がらないのに、不動産価格だけは異常に上昇している訳ですから。とりわけ、新築マンション価格は、上がり過ぎている傾向が顕著です。

これからは、新築物件の供給が一旦ストップします。来年の春ぐらいまでは、高値が続くと思います。一時は、少し弱気だった中古市場が活発に動くでしょう。ただし、その先は、政治動向も絡みますので、私にも、さっぱり分かりません。…もしかしてですけど。極端な収入格差が生まれれば、将来、不動産購入が高嶺の花になってしまう可能性も秘めています。

はたして、このタイミングを吉とみるのか、凶とみるのか。それは、その人の状況次第。先ずは、自分の客観的立場や状況を分析することでしょう。そこで、無理とか、勇気がないと思われる人は、不動産に手を出さないことです。中には、余りに安易に購入する方もいらっしゃいますので。何も、焦る必要もないのですから。人生、誰にも、チャンスは平等にやってきます。要は、自分のタイミングを感じ取ること。“マンション契約率、不調続く”と報道されても、余り気にしないことだと思います。