少し肌寒くなる頃、九州場所の季節到来ですねぇ。街のあちらこちらで、大相撲の登りが目立ち、天神では、お相撲さんを見かけるようになりました。何気にそう思っていたら、ふっとテレビをつけると、何と大相撲前夜祭のニュース。小学生の時、自分も出た経験があるので、懐かしく見ていました。

しばらくすると、以前、私も参加したちびっ子大相撲の映像が。よく見ると、まわしに“花畑”って書いてあるじゃないですかぁ。思わず、びっくりです。未だに、花畑小学校が担当しているなんて。41歳引く12歳、ということは。…あれから既に、29年の歳月が経っているのに。感動です。

とりわけ、当時のことで、憶えているのは、支度部屋での光景。現役力士と同じ部屋での準備だったので、周囲は、有名力士が勢ぞろい。北の湖、輪島、若三杉改め2代目若の花、三重の海、高見山等々。そうそうたるメンバーでした。中には、サインを貰いまくっていた親もいて。今考えると、私も、貰っておけばよかったです(笑)。

…そうそう、それと。背が高く、がっちりしていた私は、高見山関の付き人に『そんな体格しているんだから、将来は、相撲取りになるんやろ』と聞かれたんです。何を思ったのか、その時の私は『ハイッ!』なんて、調子よく答えてしまって。すると、その付き人は、ニコニコしながら、私の頭を撫でてくれました。その場面は、今でも、鮮明に憶えています。もちろん、入門していませんよ(笑)。

ともかく、大相撲前夜祭への参加は、良い記念になりました。最近は、朝青龍問題や力士死亡事故等により、いろいろバッシングされていますけど、時代に沿った形でも、歴史と伝統のある国技大相撲を後世に伝えて欲しいものです。微力ながらも、いち大相撲ファンとして、これからも応援していきたいと思います。