構造計算、1級建築士が偽装、10都県46物件調査へ。とのニュース。一旦、収まって、浄化されたかと思っていたのですが。非常に残念。元請は下請が勝手にしたことといい、下請は強要されてやったという。こんなことを、いつまで繰り返すのか。ここまできたら、構造的な問題のような気もします。

私も、仕事上度々建築業者さんと話す機会はあります。一様に言っていたのは、いくら安くしてくれと言われても、かかるものはかかる、ってこと。最近は、使用する資材がこれだけ複雑になってきてますし、ましてやアイテムも多くなってきているので、そもそも資材原価を安く出来る筈がありません。後は、職人さんの日当を下げるしかないのですが、それにしても、みんな生活がありますから。限度はあります。

何度も言いますけど。6月の建築基準法改正以来、新築マンションの建築確認が殆ど下りてないので、当然、半年後や一年後には、供給が少なくなってくることは明らか。更には、ゆうちょ銀行の住宅ローン参入も含め、数ヶ月で状況が変化する可能性を秘めています。これからも、この傾向は続くと思われます。この状況をどう見るのか。どの立場で見るかで、変わってはくるとは思いますけど。私も、先ずは、自分の目線で、しっかりと見極めていきたいと思います。頑張ります!では。