ガイヤの夜明けで、若いエリート社員の転職問題をしてました。入社3年で離職する人が多いとのこと。聞いて、驚きです。個人的には、3年ぐらいでは、本当の仕事の楽しさや遣り甲斐といったところは、分からないと思うんですけど。でも、その反面、なかなか目標が持ち辛い時期でもあるような気もします。

それにしても、よく、人材、人材って言いますけど…。いくら人材育成といっても、人間の元々の性格や思想をそう簡単に変えることはできませんし。果たして、良い人材とは?会社にとっては、単に、給料以上の売り上げをどれだけ上げれるか、ということなのでしょうかぁ。ただ、それだけではないような気もします。だからといって、何なのかと言えば、明確には答えられないのですが…。

正直、本当のエリートは、転職なんてしなくて、退職したら、即、自分で会社を経営すると思うんです。今は、資本金を1,000万円準備しなくても、株式会社が設立できますし、仕事への信念・計画力・実践力さえあれば、そうそう倒産なんてしないのですから。

…そうですねぇ。

転職でキャリアアップできる人は、ほんの一握り。本当の実力がある人は、どんなに不満があっても、周りが認める実績を積めば、会社を巻き込んで自分中心に転換できる筈。そうなれば、会社側も、必ず引き止めるでしょうし。思わず、ある社長さんが『大手企業の転職者ほど、以前の実績に頼るし、年収やプライドに拘るけど、期待した程の実績は上げきれない』とぼやいていたのを思い出しました。

…目先のお金で動く人。結局のところ、関が原の戦いで、東軍に寝返った小早川秀秋の末路のようになる人も多いのでは。その意味では、敗れたにせよ、石田三成・宇喜多秀家・大谷吉継の方が、人生潔いのかもしれません。

自らの人生。自ら決め、自ら歩む。そこで、大切なのはハート・トゥー・ハート。お金は、後からついて来ます。それで、失敗しても本望。私は、こんな考えです。頑張ります!